女子サッカーの話をしよう

サッカー

まとめ

 まずはこのブログを読んで、ここまで読み続けてくれたことに、心からの感謝を送りたいと思います。
 この本は、希望と警鐘、2種類の音を奏でる。もう読んだ方、これから読もうと思ってくれた方も、”女子サッカーの潜在力とは何なのか”が気になってきたのではないだろうか。
 私が思う女子サッカーの潜在力とは、”女子サッカー”という言葉が”男子サッカー”との分断の意を持つ名前ではなく、”女子サッカー”という一つの新たなスポーツ競技として存在するということ。その新しいスポーツを、社会のあらゆる価値観の人々と繋がり、対話のもとで創られていく可能性の大きさのことではないだろうか。うまく言葉にできないのが悔しい。。
 それは男子サッカーを貶めるものでは決してない。むしろ”サッカー”という根源で繋がり、その魅力をどこまでも高めるパートナーにもなり得るだろう。

 受け入れること、諦めることを執拗に教え込まれたこの社会で、一部の人間にとって都合の良い仕打ちがなされていること。このことにまずは気づかなければならない。とてもとても見えづらい。けれども私たちの足元にたくさん埋まっている。15秒の動画、140字以下の言葉、おしゃれな加工写真、に夢中になり過ぎると、どんどん時間は過ぎていってしまう。
 女子サッカーの話をしよう。一人では分からないこと、知らないことが、日常のちょっとした違和感や、不思議なことが、話すことで色を帯びてくるかもしれない。
 今まで勝手に抱いてしまっていた劣等感や疎外感、不安によって蓋をしていた気持ちを、私ももっと言葉にできるようになりたい。しつこいくらいに言うが、その勇気ときっかけを与えてくれる本なのである。

 このブログの執筆にあたり、私の幼稚な質問にも真摯に、親身に、答えてくれた訳者の実川元子さんと、この本を日本でも出版してくださった白水社、そして著者のスザンヌ・ラック氏に、精一杯の尊敬と感謝を込めて。

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